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【体験レビュー】防爆スマホを触ってみた
展示会で実際に防爆スマホを触り、海外製と日本製を比較した体験をもとに、操作性や設計の考え方、導入時に気を付けたいポイントを整理しました。
カタログだけでは分かりにくい、防爆スマホ選びの判断軸をまとめています。

目次
展示会で実際に防爆スマホに触ってみた!
先日、展示会で防爆仕様のスマートフォンを実際にふれる機会がありました。
皆様は防爆スマホと聞くと、どんなイメージがありますか?
私自身も、正直なところ「爆発しないようにしているスマホ」という印象から大きくて防御力重視で使いやすさやデザイン性はあまりない製品だろうなあと思っていました。
しかし実際に複数メーカーの防爆スマホケースを見て、触れて、比べてみると、その印象は大きく変わりました!
特に海外製と日本製では、同じ防爆スマホケースでありながら、設計思想や使い勝手に明確な違いを感じました。
今回は、防爆の専門的な解説ではなく、展示会で実際に触ってみた体験レビューとして、率直に感じた印象をお伝えします!

▼「まずは防爆について詳しく知りたい」という方はこちらのコラムをご覧ください。
海外製防爆スマホケースは「ガンダム」のように大きくて重いという印象
まず最初に目に入ったのは、海外メーカーの防爆スマホケースです。遠目から見ても分かるほど、存在感のあるサイズと筐体が印象的でした。
実際に手に取ってみると、ずっしりとした重量感があり、フレームや外装も非常に頑丈そうです。「多少ぶつけても、落としても壊れなさそうなケースだな」と直感的に感じる安心感がありました。
ボタンや端子部分も堅牢に作られており、防塵・防水性能を強く意識した設計であることが伝わってきます。まさに、過酷な環境での使用を前提とした製品です。
ちなみに海外の防爆ケースは日本と違って充電端子の部分が取り外し可能なんです!日本製は専用の部品で取り外し可能。海外製と日本製での大きな違いはそこだそうです。
海外製は片手での操作やポケットへの収納を考えると、日常的なスマートフォンとは感覚がかなり異なります。「危険場所(防爆エリア)で確実に使えること」を最優先にされていますね。


iPhone XRと並べてみて実感したサイズと厚みの違い
iPhone XR と並べてみると、その違いは写真以上に明確でした。
画面サイズ自体は大きく変わらなく見えても、実際には本体の厚みやフレームの幅があり、持ったときの感覚はまったく別物です。「スマートフォン」というよりも、専用の業務端末、あるいはなにか専門的な測定機器に近い感覚でした。
この比較を通して、防爆性能を確保するために、構造や素材に多くの工夫が詰め込まれていることがよく分かりました。利便性<防爆に特化した製品ですね。
命を守るためこのデザインになったのであれば頼もしさも感じます。
第一印象から違った日本製防爆スマホ
次に日本製の防爆スマホを手に取った瞬間、先ほどまでの印象が一気に変わりました。
まず感じたのは、「思ったよりも普通のスマートフォンに近い」という感覚です。
サイズ感はコンパクトで、手に持ったときの収まりも良く、違和感なく操作できました。重量も適度で、長時間持ち続けても負担になりにくそうだと感じました。
デザインもすっきりしており、防爆スマホであることを忘れてしまいそうになるほどです。無骨さよりも、使いやすさや見た目のバランスを重視している印象を受けました。
フェイスIDなども難なく可能!


「現場で使う人」のことを考えた設計だと感じた理由
日本製の防爆スマホを触って特に印象的だったのは、実際に使う人の目線 がしっかり反映されている点です。
例えば、
- 片手での操作のしやすさ
- グローブ着用時でも扱いやすそうなボタン配置
- 持ち運びを想定したサイズ感
こうした点から、日々の業務の中で使われることを前提に設計されていると感じました。
防爆性能という高いハードルをクリアしながらも、「使いにくさ」をできるだけ感じさせない工夫が随所に見られました。
海外製防爆スマホは「導入までの時間」や「規格の確認」の考慮が必要
展示会では、海外製の防爆スマホや防爆スマホケースについて、導入までにかかる期間 についても話を聞くことができました。
海外製の場合、製品によっては納期におおよそ3週間以上かかるケースもある とのことです。
理由を聞いてみると、単純に「在庫がないから遅い」という話ではなく、いくつかの工程を経る必要があることが分かりました。
海外製ならではの導入フロー
海外製の防爆スマートフォンや防爆ケースの場合、多くは以下のような流れになるそうです。
まず製品を海外から日本へ取り寄せ、その後に検品や準備作業を行い、必要に応じてスマートフォン本体と組み合わせる工程が発生します。
「海外から取り寄せ → 確認・調整 → 現地作業」というステップを踏むため、どうしても一定のリードタイムが必要になります。
書類確認・規格対応に時間がかかるケースも
さらに、展示会で印象的だったのが、書類や規格面での確認事項の多さ です。場合によっては、該当する外販(対外)判定書などの確認・消防や通関関連のレポート提出といった対応が必要になることもあるそうです。
特に海外案件では、現地で消防・通関関連のレポート提出を求められるケースもあり、その要件確定に時間を要することがある、という説明がありました。
防爆規格は国・地域ごとに異なる
もう一つ重要だと感じたのが、防爆規格の違いです。
防爆スマホは、ATEX や IECEx など、国や地域ごとに異なる防爆規格が存在します。
そのため、「防爆対応」と書かれていても、現地の要件に適合しているかどうかを個別に確認する必要があるという点は、導入時の大きなポイントだと感じました。
この確認作業も、結果的にリードタイムが延びる要因になるそうです。

日本製防爆ケースだからこそ、短納期対応できた事例
一方で、日本製の防爆ケースについては、展示会で興味深い話も聞くことができました。
国内規格の防爆ケースであれば、イレギュラー対応として 3営業日で納品した実績 もあるそうです。
すべてのケースで同様とは限りませんが、「急ぎで必要」「国内現場ですぐに使いたい」といった場面では、日本製という選択肢が大きなメリットになると感じました。
※日本製は海外では使用できません。その国・規格にあった製品を注文する必要があります。ご不安であればプロに相談しましょう!
防爆スマホは端末そのものの性能やデザインだけでなく、
- 導入までにかかる時間
- 規格や書類対応の手間
- 想定外の調整が発生する可能性
といった点も含めて検討する必要がある、ということです。
実際に話を聞いてみないと分からない部分も多く、体験型の展示会だからこそ得られた気づきでした。

実際に触って分かった、防爆スマホ選びの考え方
今回の展示会で複数の防爆スマホを比較して感じたのは、防爆スマホは「性能だけ」で選ぶものではないということです。
- とにかく堅牢性と安心感を重視したい場合
- 操作性や携帯性も重要になる場合
現場の使い方や利用シーンによって、最適な選択肢は大きく変わります。カタログや仕様書だけでは分からない部分こそ、実際に触ってみることで初めて見えてくると感じました。
まとめ|防爆スマホは「触ってみる価値がある」
防爆スマホは、安全性を最優先にした特殊な端末でありながら、メーカーごとに考え方や方向性が大きく異なっていました。
今回の展示会での体験を通して、「どんな現場で、どんな使い方をするのか」を具体的に想像しながら選ぶことの重要性を改めて実感しました。
防爆スマホの導入を検討されている方にとって、今回の体験レビューが、少しでも参考になれば幸いです。
弊社サンテレコムジャパンは防爆スマホ、防爆スマホケースのご提案も可能です。もしご検討中の場合はぜひご相談ください。
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