クラウドWi-Fiとは?メリット・デメリット・活用方法を解説!

最近、クラウドSIMを使ったポケットWi-Fiサービスが増加しています。
クラウドSIMは特定のキャリアのSIMを必要とせず、広範なエリアで低料金でデータ通信が可能なポケット型Wi-Fiです。
従来の大手通信キャリアのポケット型Wi-Fiを利用している企業担当者様には、聞きなれないサービスと思います。

今回はそんな方に向けてクラウドWi-Fiのメリット・デメリットや、お得に利用できるレンタルサービスもご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!

クラウドWi-Fiとは?

クラウドWi-Fiは、クラウド上で最も良好な通信環境を自動的に選び、インターネットに接続する仕組みです。クラウドWi-Fiの解説に入る前に、ポケット型Wi-Fiの役割から振り返ってみましょう。

ポケット型Wi-Fiの役割

固定回線の引き込みが難しい場所でインターネットを利用したい際、スマートフォンのテザリング機能を使ってPCなどの通信機器をインターネットに接続することも可能です。テザリング機能を利用してスマートフォンをルーターとして長時間使うと、バッテリーの減りも早く、電話としての使い勝手が低下してしまいます。
そこで、ルーター専用機として、インターネット接続に特化したポケット型Wi-Fiルーターが登場しました。

もっと便利な「クラウドWi-Fi」とは?

クラウドWi-Fiは、クラウド上で最も良好な通信環境を自動的に選び、インターネットに接続する仕組みです。

ポケット型Wi-Fiでは通常、1つのキャリアにのみ対応しており、そのキャリアの通信環境が悪い場所ではインターネット接続が不安定になることがあります。一方、クラウドWi-Fiはこの点で大きな利便性があります。

クラウドWi-Fiの端末には通信を管理するためのSIMカード(ローミングSIMまたはControl SIM)が1枚内蔵されています。電源を入れるとこのSIMが作動し、利用者の位置情報がSIMバンクに送られ、その場所に最適な通信キャリア(docomo、au、SoftBank)のSIMカード情報を自動で適用してインターネットに接続します。
クラウドWi-Fiは異なるキャリアのSIMカードをその都度交換する手間がなく、常に最適なキャリアで通信を行うことができます。

クラウドWi-Fiのメリット

さて、それではクラウドWi-Fiにはどの様なメリットがあるのでしょうか。ポケット型Wi-Fiと比べた際の気を付ける部分を紹介します。


状況に応じた最適なキャリア回線を利用できる、これがクラウドWi-Fi最大の特徴でありメリットです。クラウドWi-Fi対応機とコントロールSIMの組み合わせで、SIM差し替え等も不要で大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の通信を利用できます。


「完全無制限」ではないものの、クラウドSIMを利用したポケット型Wi-Fiには月間100GBほどの大容量プランを展開しているサービスが多く存在します。したがって、データ容量が多いポケット型Wi-Fiを求める人には、クラウドWi-Fi(クラウドSIMを利用したポケット型Wi-Fi)はうってつけと言えます。を利用できます。


一般的なポケット型Wi-Fiは、2〜3年程度の契約期間を設けていて、契約期間が終了する前に解約すると違約金がかかることがあります。クラウドSIMを採用したポケット型Wi-Fiには契約期間の縛りが無いサービスが多く、試しに使用して「合わない」と感じたら、無料で解約できる点はメリットといえます。

クラウドWi-Fiのデメリット


ギガビット級の速度に対応したポケットWi-Fiが出回っていますが、クラウドWi-Fiの通信速度は150Mbps(上りは50Mbps)程度と、高画質動画ライブ配信といった大容量通信には不向きです。


クラウドWi-Fiではキャリア回線が自動で割り当てられるため、利用者が手動で選択することはできません。利用場所に応じて接続するキャリア回線が自動的に切り替わるため、特定のキャリアの回線を希望しても選べない仕組みになっています。


クラウドSIMを利用したポケット型Wi-Fiのサービスはクレジットカード支払いのみ対応が多く、この点は法人で契約する際の障壁となることがあります。

クラウドWi-Fiを利用する際はレンタルが便利です!

クラウドWi-Fiの利用を検討している方にとって、購入やキャリア契約にはいくつかのデメリットがあります。まず購入の場合は高額な初期費用がかかることが多く、さらに機器のメンテナンスやアップデートも自己負担となります。また、キャリア契約では長期の契約期間が設定されていることが一般的で、途中解約には高額な違約金が発生することがあります。

レンタルWi-Fiはレンタルなので基本的に契約最低期間や解約違約金などは設けられていません。端末を購入する必要も無く、レンタル費用が発生するのみです。レンタルWi-Fiを利用することで、初期費用を抑えつつ必要な期間だけサービスを利用することができます。特に、短期間の利用やスポット利用を考えている方に最適です。

さらに、レンタルWi-Fiは最新の機器を常に提供しているため、自社でのメンテナンスやアップデートも不要です。必要な時に必要なだけ利用できる柔軟性があり、旅行や出張、イベントなどの一時的な利用に活躍しています。

サンテレコムジャパンが提供している法人向けレンタルクラウドWi-Fi「STJレンタルWi-Fi100」は、これらの利点を最大限に活かしたサービスです。高品質なクラウドWi-Fiを手軽に利用できるため、初めての方でも安心してご利用いただけます。ぜひ、レンタルWi-Fiの便利さを体験してみてください。

法人向けクラウドWi-Fi「STJレンタルWi-Fi100」のご紹介

新サービス開始!

「STJレンタルWi-Fi100」は法人向けのクラウドWi-Fiレンタルサービスです。2024年6月よりサービスが開始されました。従来のポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)に比べ、STJレンタルWi-Fi100は1ヶ月からの短期利用が可能です。月単位でレンタルできる当社なら、必要な期間だけ契約してコストを抑えられます。

では、STJレンタルWi-Fi100はどのようなシーンで活用できるのでしょうか?

お客様からの問い合わせで多いのは、「来週からの作業現場で急にインターネット環境が必要になったが、固定のインターネット回線だと手配が間に合わないのでポケット型Wi-Fi100を借りたい」「急遽出張が決まり、1カ月だけレンタルしたい」このような内容です。STJレンタルWi-Fi100は最短即日出荷、契約の縛り無しで、お客様の「急に必要になった」「一時的に利用したい」にお応えします。


建設業のお客様では、工事現場内の仮設事務所等でインターネットを利用しますが、場所によってはNTTやKDDI等の固定のインターネット回線を敷設できなかったり、敷設できたとしても依頼する時期によって事務所の立ち上げに回線の開通が間に合わないことがあります。
また、このような一時的な事務所へ固定の回線を引いたとしても、工事が終わって回線が不要になると、今度は解約手続きや回線の撤去工事、事業者からレンタルしたNW機器の返却など、非常に面倒な手続きが待っています。

STJレンタルWi-Fi100はお申込みいただいてから、最短で即日機器を発送します。工事も不要で、機器が届いたらノートPCと接続の設定をすればすぐにインターネットがご利用いただけます。工事期間が終了したら、あとは機器を返却するだけ。契約の縛りもありません。

工事現場はキャリアによって電波が届かないこともあります。大手通信キャリアのポケット型Wi-Fiを契約しても、その現場でつながるかどうかわからないのではとても不安ですよね。STJレンタル Wi-Fi100はクラウド型SIMを採用しているので、ドコモ、au、ソフトバンクの「3大キャリア」の回線が全て利用できます。複数の回線の中からもっともつながりやすい回線を自動的に選択して接続してくれるので、従来のポケット型Wi-Fiよりも対応エリアが広く、安心して利用することができます。

また、STJレンタルWi-Fi100は法人契約のみに対応しており、レンタル料金のお支払いは後日請求書払いとなります。他社だとクレジットカード払いが必要なサービスが多い中、法人のお客様には嬉しいポイントです。


新型コロナウイルスの流行をきっかけに、在宅勤務や場所を選ばないリモートワーク等の勤務形態が日本企業でも急速に広がりました。このような勤務形態を採用している企業にとって、従業員に公平・公正なインターネット環境を提供するためにモバイルルーターを導入するのは一つの手段であり、実際に多くの要望をいただいております。

これまでは、大手キャリアのモバイルルーターを契約し、契約期間の縛りによって料金が安くなったり、機種代金は分割で支払う方法が一般的でした。この方法は、1台あたりのコストが安くなることはありますが、解約や休止の際に違約金がかかったり、機種代金の分割払いの清算があったりと、後から費用が発生するため、社内の状況によって契約台数を増減させることがしにくいデメリットがありました。

1週間、1カ月だけ出張で使いたい等、短期の利用の場合でも上記のような縛りのある契約をしなければなりません。しかも、沢山の社員に配っていても、人によっては全く利用していなかったり、無駄が多いと感じている担当者様もいるのではないでしょうか?

STJ レンタルWi-Fiは1カ月からの短期レンタル、最長で12カ月まで対応しており、契約の縛りも初期の契約事務手数料もありませんので気軽に導入いただけます。必要なときに必要な分だけ契約し、不要になったら機器を返却すれば料金は発生しません。社内の需要によって柔軟に台数を増減できます。

まとめ

いかがでしたか?クラウド型SIMを採用したポケット型Wi-Fi「クラウドWi-Fi」は従来のポケット型Wi-Fiに比べ「状況に応じた最適なキャリア回線を利用できる」 「利用できるデータ容量が多い」 「契約の縛りがない」等のメリットがあることを解説しました。一方で、 「用途によっては通信速度が足りない」 「自分で回線を選択できない」 「支払方法がクレカ払いのみ等、選べないことがある」等、デメリットもありますので、契約の際はサービス会社のサイトで事前に確認されることをお奨めします。

サンテレコムジャパンのSTJレンタルWi-Fi100は縛り無し、100GBの大容量シンプルプラン、申込後最短即日出荷、請求書払い対応で、数あるクラウドWi-Fiサービスの中でも企業での『短期需要』『急な需要』にぴったりの便利なサービスです。是非、お気軽にお問合せください。

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