
導入事例(eYACHO for Business)
eYACHO for Businessを業務に取り入れることで、慢性的な残業ルーチン業務を解消し時短を実現。
解決された課題
- 残業時間の大幅な削減
- 業務日報、是正指示書等管理業務を電子化し検収、確認納品業務をリアルタイムに担当者と連携
導入サービス
- eYACHO for Business
- eYACHO for Business利用研修サービス
サービス範囲
eYACHO for Business
業種 | 建設土木事業 |
担当部署 | パイプライン敷設事業 |
従業員数 | 約11,000名 |
ご利用デバイス数 | 約1,000ライセンス |
課題と解決策
様々なお悩みや課題を
抱えていたお客様
サンテレコムジャパンが
その課題を解決!
お客様が抱えていた課題
お客様の事業は多岐にわたり、各部門はそれぞれ異なる業務(プラント建設、敷設土木事業など)に携わっていましたが、社員の多くはフィールドワーカー(主にオフィス外で作業する従業員)でした。iPadなどのスマートデバイスは全社員に配布されておらず、iPhoneのみが支給されている場合もあるなど、所有するデバイスは社員によってさまざまでした。業務の電子化を進めるには、デバイスを含めて包括的に対応する必要があり、アプリケーション(業務用ソフトウェア)の導入障壁以外にも多くの課題が存在していました。業務の電子化に対する要望はあったものの、これらの課題をどのように解決し推進するかという問題も併せて抱えていました。
課題
慢性的な残業による時短は不可能
多くの業務報告書や日報は、エクセルで作成されているケースが一般的です。しかし、議事録作成をはじめとする事務作業は、施工現場でそのまま完結させることが難しいのが現状です。そのため、現場作業が終わった後や夕礼終了後に、事務所に戻ってから報告書や日報の作成・整理といった事務作業を行うことが必須となっています。
こうした事務作業の負担が、現場担当者の長時間労働や業務効率の低下につながる要因となっていました。
課題
土木建設での業務のシステム化は難しい
安全衛生日報、施工日報、工事写真票、是正改善報告書など、業務に必要な帳票は数多く存在します。また、各部門ごとに異なるフォーマットが使われているため、これらを一括してシステム化するのは非常に困難です。一部の帳票はシステム化できたとしても、多くの場合は紙の方が利便性が高いと感じられていました。
さらに、システム要件をまとめるためには現場業務に精通していることが求められますが、情報システム部門と連携してシステム化を進めるには多大な手間と工数がかかるため、「実現は難しい」というマインドセットが現場に根付いてしまっていました。その結果、現場の業務改善やデジタル化がなかなか進まない状況が続いていました。
現場の声を反映した柔軟なシステム導入や、部門間の連携強化が、業務効率化とペーパーレス化の推進に向けて重要な課題となっていました。
サンテレコムジャパンからの提案
他事業部門で既に導入していたが、導入に成功した事業部のプロセスの説明を行うと共に事前に課題となる内容を共有し稟議を含めたトライアル環境を提案しました。
提案
導入体制の編成と準備、及び進捗状況に合わせた対応を行う
eYACHO for Businessを導入するにあたり、事前に担当者ごとの役割分担や、チーム全体のサポート体制を明確にしておくことが重要です。また、スムーズに利用を開始できるよう、最低限受講しておくべき講習会や、操作方法を学べる参考動画(VTR)をご案内しました。
さらに、トライアル期間中は導入の進捗状況をヒアリングし、各現場や利用者の状況に応じて最適なサポートを提供しました。
eYACHO for Businessとは
図面や資料の集約、リアルタイムな情報共有、多種多様な帳票作成が可能なクラウドサービスです。
お客様が電子化したい帳票については、スキャンしてPDF化したものをeYACHOに取り込むことができます。そのフォーマットをもとに、入力項目を簡単に設定できます。
従来利用していた紙ベースの帳票を電子化するため、データ入力の方法さえ分かれば、誰でもすぐに利用を始められます。
- 図面も資料もペーパーレスで一つに集約
- リアルタイムな情報共有
- 様々な書類が現場で完成
- 現場で現場配置図も作成可能!
- 複数の協力会社が各々の段取りで書き進められるレイヤー機能
- 検査・点検業務の効率アップ!
- 現場で使える建設用語を約4万語収録!
- 電波の届かない地下や室内でもオフライン上で利用できます!
- GEMBA Talkを利用して帳票を見ながらチームで会議を開催!
eYACHO for Businessについての詳細は製品紹介ページをご覧ください。
導入した結果
eYACHOのデジタル・スケール機能を活用することで、図面から正確な縮尺を割り出し、iPhone上でも確認作業が行えるようになりました。
事務所と作業現場を行き来することなく、その場で必要な情報の確認や記録ができるため、作業効率が大幅に向上しました。また、是正指示書の作成も日中に行えるようになり、上長への承認も電子承認機能を利用してスムーズに進めることが可能となりました。
さらに、20代・30代の社員や協力会社との連携も、入力作業が簡単なため導入効果が高く、業務効率化によるモチベーション向上にもつながっています。
eYACHO for Businessの導入コスト(クラウドサービス利用料を基に算出)は、20代正社員の月間残業時間をわずか1時間削減するだけで十分に回収できる水準です。業務効率化による費用対効果は非常に高く、従来使用していた帳票をそのまま電子化できるため、現場スタッフも直感的に操作でき、導入時の負担を最小限に抑えることができます。
また、紙の帳票と同じ感覚で利用できるため、特別なITスキルを必要とせず、現場への定着もスムーズです。業務のデジタル化を無理なく推進できるだけでなく、情報共有の迅速化や記録の正確性向上、さらには働き方改革や残業削減にも大きく貢献します。
eYACHO for Businessは、現場業務に高い親和性を持つ、導入効果の高いソリューションです。
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